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8月1日(日)
7月後半は夏休みを兼ねて増原とシルクロードに行ってきた。 かねてから行きたいと夢見ていた所で、念願が叶ってとっても嬉しい。 一見は百聞にしかず。 天山山脈も、タクラマカン砂漠も、想像を絶する所だった。 新疆ウイグル地区は言葉も民族的にも中国ではない事がはっきり分かったし、 カザフスタンやウズベキスタンは新しい国家で、なんとか自力でやって行こうという気持は感じられたが、人々の暮らしはすでに紀元前から営々と続いていて、変りようがなく思えた。 百以上もの民族が渾然と混ざり合って、差別がないと言う。 出会う人々の顔つきは様々だった。 都市文明は日干し煉瓦同様、溶けて崩れ落ちるが、人間は大地にへばりついて逞しく生き残っている。 それが実感できただけでも、私にとっては、凄い経験だった。
8月3日(火)
旅の後遺症でお腹を壊し、食欲もなく、暑い日々が続くと、もう何でもござれ、とやけっぱちになって来る。 冷たい飲み物しか欲しくない。 珍しく食欲がないのは不幸中の幸いかしら。 一気に体重を減らしたいけど目がくらむ。 夜は県北の芸北へ行く。 なんと21度。 久し振りにすがすがしく、生き返ったよう。 芸北でも、こんな涼しさはこのところ珍しく、台風のお陰だとか。 市内に帰りたくなかった。
8月6日(金)
59回目の原爆記念日。 朝8時から川内の慰霊祭に出席する。 平和公園に着くまでは曇っていたのに、8時になると、お日様がじりじり。 あの日を強烈に思い出して欲しいという被害者の願いかもしれない。 今年は事の他、警備が厳しく、お巡りさんの姿が目立った。 今日1日は各地で色々な行事があり、夕方、やっと我が家にたどり着く。 ニュースも一日中平和平和と繰り返していたが、言うだけでなく、何か行動をおこさなければ平和は来ない。 何をしたら良いのか。 折鶴を作っても平和は来ない。 悲しくむなしい日。
8月7日(土)
恒例の盆踊りの日。 今年は今日に集中して、広い選挙区の各地で催された。 増原と手分けして、夜の7時から9時までの2時間のあいだに何箇所回れるか。 私は9箇所回って新記録樹立。 増原は口惜しそうに 「僕が行くと、中々帰してくれないんだよ」 と負け惜しみ。 確かに短い時間次から次に挨拶して行くだけでは選挙民との交流は図れない。 踊りの一つでも踊らなければとも思う。 でも、挨拶に来た、というだけで評価される事も多い。 夜帰ってからはサッカーのアジアカップを見る。 盆踊りも皆この時間に合わせて早く帰った人が多かった。 早くから1点が入り、面白い試合だった。 3点目が入ったときは思わずガッツポーズ! 選手たちの落ち着いたプレーで獲得した優勝、おめでとう! 増原が横で涙している。 「強くなったなー日本は。 アウェーで、ブーイングの中で。」
中国に旅行した時は反日感情を感じたこともなかったのに。
8月9日(月)
TVで見たルポルタージュの話。 日本へ輸入される熱帯魚の多くはインドネシアのバリ島から来ている。 何とかという、きれいな熱帯魚はイソギンチャクが群生している所にいて、それを採るためイソギンチャクにシアン化合物の液体を振り掛けると、飛び出して来るので、一網打尽にするらしい。 シアン化合物は金メッキするときに使う毒性の化合物で、イソギンチャクはもちろん、近くのさんご礁、取れた熱帯魚まで、輸入された後、死んでしまうらしい。 ひいてはその海も、住んでいる魚も、それを食べる人間までも影響が出るというのに、毒性があると知らされてないので、熱帯魚業者は気楽に使っているという。 恐ろしい話だった。 日本人も熱帯魚なんか飼わずに、増原みたいに、めだかぐらいにしておけばいいのに。
8月10日(火)
めだかといえば、増原はとっても大事にしている。 旅行中も、うわ言みたいに、「めだかはだいじょうぶだろうか?」 と、しょっちゅう言っていた。 国会中も、週末帰ってくると、私の顔なんか見ず、 すぐ、めだかの所に直行する。 留守中、まるで私が餌をあげていないかのように。 確かに時々忘れるけど。 幸いこの暑さにもめげず、めだかは元気でいる。
8月11日(水)
予報は広島36度。 考えただけで暑苦しい日だからと、増原とプールに行く。 ゆっくり泳いだり、休んだり、のんびりと過ごす。 やっぱり暑い日は水の中が気持が良い。 それでも色々な人に会うし、「夏休みですか」と、ちょっと皮肉っぽくいう人も居て身が細る。 議員はゆっくりした日を過ごしてはいけないかのよう。 めげずにゆっくりした。
8月14日(土)
何時からか私が朝型、増原は夜型になってしまった。 生活のペースが全然違う。 このところ一緒にいることが多いので、特にペースが違う事を思い知らされている。 でも、早起きは三文の得、今朝はアテネのオリンピックの開会式の一番いいところが生中継で見られた。 感動を与える素晴らしい演出だった。 世界の人々が一同に集い、心を一つにして平和を訴える開会式だった。 イラク人もアフガニスタン人もいっしょにスポーツをする。 何事もなく最後まで、心を一つにする事ができますように、と祈らずにはいられない。
8月15日(日)
59回目の終戦記念日。 増原は靖国神社にお参りに行った。 参拝してとても厳粛な気持になったと、幾分昂揚して話してくれた。 20歳離れた増原の兄は特攻隊の生き残りで、父が早く亡くなったので、増原はその兄に育てられた。 その兄も結婚前に亡くなっていて、私は会った事がないけど、兄の話はしょっちゅう聞かされている。 それぞれの胸の中に、色々な終戦記念日がある。 夜は久し振りに弟一家が一時帰国して来て、みんなで実家に集まった。 3年前日本を発ったその日に生まれたハルカの初お目見え。 12歳になる姪と遊んでもらってハルカも嬉しそう。 姪は今では私より背が高くなって、見上げるようになってしまった。 ハルカもすぐあんなふうに大きくなってしまうのかしら。 小さいままでいいのに。 久し振りの賑やかさの中、父も母も嬉しそう。
8月17日(火)
オリンピック中は朝型も夜型も、関係なくなってしまった。 夜遅く決勝があったりすると、とても眠れないし、朝5時ごろ起きるとまだ続きを生中継していたりする。 もう生活のペースが滅茶苦茶。 まあ4年に一回の事だから、いいかあとも思うけど、かなり寝不足。
8月19日(木)
メダルラッシュで日本も元気になるかもしれない。 日頃の練習の賜物と、精神力が強くなったのでここ一番という時に実力を発揮できる若者が多くなったのは同じ日本人としてとっても嬉しい。 毎日がとっても元気になる。 今回のオリンピックで面白さが分かったのは柔道。 色々なワザがあり、攻撃しなければ負けるのが面白い。 水泳もターンの時に足でキックしたらイルカみたいに泳げるのはいいな。 今度プールで試してみたい、イルカになれそうかな。
8月22日(日)
明日の増原の励ます会に各地から同僚議員が応援に来てくれた。 お互いに励ます会の時には応援に行き合っていて、家族同士も親しくしている。 選挙事情も違うので、それぞれやり方が違い、勉強になる。 皆夫婦ずれで、中にはお子さんたちも一緒。 宮島と江田島に案内した。
8月23日(月)>
広島で励ます会をする。 夏の暑い盛りにもかかわらず、沢山の支援者が集まってくださって、感激した。 いつもながら、皆様に感謝する。 同僚議員の応援もあって、とても盛り上がった。 嬉しい事この上ない。 それに、お手伝いくださるみどり会の皆様の手際の良い事、あり難い。 オリンピック選手同様、応援が大きいと、パワーが出る。 そして日頃の精進と精神力でこれからも頑張ります。 応援、有り難うございました。
8月24日(火)
友人とミスチルのコンサートに行く。 急きょチケットが手に入って、ちょっと疲れ気味だけど行く事に。 グリーンアリーナが満員で若い人ばかり。 始まってすぐ、皆総立ち、手拍子。 このノリに負けじと私も立って、(立たなければ見えないから)手拍子を続ける。 結構バラードも多いから、おばさんのノリでも大丈夫だった。 桜井くんが舞台のこっち側に来ると、皆両手を上げてキャーと叫びながら手を振るので、せっかくだから私も手を振った。 いいストレス解消だった。
8月25日(水)
郡部の支援者が梅干が出来たから、と届けてくださった。 庭の梅ノ木の梅を漬けて、お天気だった土用に3日も干して丹念に作って下ったのを頂いた。 一度に何個も食べたいほど、とっても美味しい梅干。 申年に漬けた梅干を食べると元気になる、と聞いた。 大根と和えたり、すでに出回っている新米でおにぎりを作ったりして、増原に食べさせた。 だからますます元気。
8月27日(金)
まだまだ広島は暑く、今日は35度もあった。 暑気払いしましょう、と友人がお昼に呼んでくれた。 何もかもがとっても美味しく、むさぼるように食べて、呆れられた。 「だって美味しいんですもの!」 彼女の作るものは、どんなものでも美味しく、味がいい。 それが素敵な器にのってでるものだから、ことさらに美味しい。 大鉢に氷を入れ庭の露草をあしらった中に冷やしている市販のゼリーも、ことさら美味しかった。 家でも、面倒と思わないで、あしらいをしてみよう。
8月29日(日)
今年は台風がよく来る。 今日も大型台風が近づいている。 明日30日に、去年植林したところの下草刈りを計画し、車の手配、電動草刈り機を5台確保、休憩所の予約などなどしたのに、全部キャンセルして、また日を改める事にした。 また一から準備しなくてはならない。 今ごろ、草ぼうぼうだろうな。 台風が恨めしい。
8月30日(月)
朝方は台風の感じがしなかったが、午後に入ると段々風が出て、雨が降り出した。 山口県に再上陸した大型台風は夕方になると姿を現した。 ベランダの植木は大丈夫かしらと何度も見るが少し揺れている程度。 7時のニュースで広島の台風情報を流したせいか、東京の友だちが 「大丈夫?」 と何人かから電話が掛かってきた。 ハルカからも 「ばーば、タイフウ、だいじょうぶ?」 と掛かってきて大感激。
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