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2005年10月

10月1日(土)

この3ヶ月、いや、この日記を紐解くと4月の頃からもう政局になると増原は予想していて、選挙の準備に入っていたので、この6ケ月間は落ち着かない日々だった。  選挙の後の挨拶も終わりがないので、9月一杯で気持ちの中で一区切りつけようと思う。  行き届かなかった方々にはここでお詫び申し上げます。  本当にお世話になりまして有難うございました。  今日から10月、新たな気持ちで過ごそうと思う。


10月2日(日)

衣替えをしようにも、昼間30度にもなるのでまだ夏服がしまえない。  昨日なんかは、太陽がじりじりと差して、まるで真夏のようだった。  でも今日は久しぶりに雨が降ったが蒸し暑い。  これで秋らしくなるかしら。  地球温暖化は確実になっている。  ハリケーン、台風のもの凄さ。  クールビズを着ても、ハイブリッドカーを運転しても追いつかない。  環境問題は郵政民営化問題よりも何よりも最重要で改革のトップバッターになるべき。 、それこそワンイシュでイエスかノーで国民に問うてみたら。


10月4日(火)

久しく実家の父母をうっちゃっていたけど、元気でやっていた。  有難い事だ。  でもお掃除のおばさんがこのごろ来なくなった、という事で家の中はひっちゃかめっちゃかだった。  新たに人を見つけなくては。  中々気の合う人が見つからないから、当分ひっちゃかめっちゃかのまま。  母は私と一緒だと嬉しくて、壊れたラジオのようにしゃべり続ける。  頭の芯が変になりそう。


10月6日(木)
 
今日の本会議の冒頭で、増原は8月に亡くなった永岡さんの追悼演説をした。  何日か前から練習していて、思わず涙が出そうな格調高い追悼文だ。  演説の途中で3回も拍手が起こったとか。  TVは新人の面白い事ばかり追いかけるけど、このようなまじめな事は無視。  TVも入らない。  朝、急に今日はモーニングを着るというので、アイロンを掛けたり、ネクタイや靴を揃えたり、慌てた。


10月8日(土)

弟一家と会う。  姪は中一なのに163cmもあって、とっくに私より大きくなった。  何だか大人びて、言うことも一人前。  学校にも順調に慣れているみたいで嬉しい。  勉強の遅れは心配しないけど、日本の生活や学校に慣れるかどうかが帰国子女の問題だ。  いいおばさんになりたくて、 「クリスマスプレゼントは何がいいの?よく考えておいてね」 と言ったら  「えっ!! ほんと? いいの?」 と目を輝かせていた。


10月9日(日)

朝から調子が悪い。  おまけに10年使って来た洗濯機は 「キリキリキリキリ」 という金属音を出して止まってしまい、ビクとも動かなくなった。  そして些細な事で増原とも口を利かなくなって、プチ家出。  さあ困った。  どこへ行こうか。  そうだ!  県立美術館。  お庭もあるし、静かだし、心静めるためにはもってこいかな。  丁度、『日本の美 三千年の輝き ニューヨーク バーク コレクション展』 という私好みのをしていた。  素晴らしい審美眼のもとに集められた数々の日本の美術品にすっかり目を奪われた。  琳派や若冲の絵も素晴らしかったし、織部や鼠志野の焼きものも、鎌倉時代の小さな仏像たちも素晴らしかった。  でも何よりも縄文時代の壺の圧倒的存在感、不作為の作為に心奪われた。  この女性のコレクターも心静めるために、このような美術品を収集したのかしら。  


10月10日(月)

昨日今日の晴天下、各地で町民運動会が開かれ、手分けして行く。  それに午後からは安佐ライオンズの10周年記念があって、知事、市長出席のもと式典が行われ、増原の講演 『経済社会の変化と2大政党政治の行方』 や、会食もあった。  各メンバーがそれぞれの役割を頑張って、勿論増原も、素晴らしい記念日だった。  お客様も私たちも皆満足し、充実した記念日ができた事を喜んだ。  この10年、地域に根ざしたボランティアとして、作業所や施設の子供たちとの交流や要らなくなった運動靴をアフリカの貧しい国々に送るお手伝いなど、色々な事をしてきた事が思い出された。  これからも頑張ろう。  


10月11日(火)

政治に何十年も携わっている方のお祝いの会があった。  地元の方たちが嬉しそうに沢山集まっていた。  「おくさんあってこそ、、、、」 という、お祝いのスピーチの多くは奥さんへの賛辞。  確かに、この世界に身をおいて生き抜いて来て凄いなあと思う。  私なんか10年そこいらでいい加減くたびれてきているのに、 まだまだひよっこ。  色々な思いを胸に、舞台の上でしとやかにつつましく笑顔で。  なんて難しい!


10月12日(水)

地域の人たちと一緒にバス旅行。  この上ないお天気でこれで10月?と思うほど。  一日バスに揺られ、日ごろのせわしさから離れて引率者に身を預ける。  何も考えず、「はい降りてください!」 「○○時に集合です!」 と、言葉通りに動く心地よさ。  車中はお隣とおしゃべり。  色々な人生がある。


10月15日(土)

秋祭りたけなわなのに朝からの雨で、中止が相次ぐ。  が、夕方になってやんだ。  また手分けして夜祭に行く。  ここは市内の真ん中なのに、鎮守の森があって、丁度満月に近い月明かりだけに照らされて歩くと、子供時代に返ったような気がした。  自前の神楽団まで持っていて大賑わい。  皆、神楽が大好き。  郡部の神楽団はあっちこっちのお祭りに呼ばれて、稼ぎ時だ。


10月16日(日)

秋晴れ。  ライオンズで養護施設の子供たちを招いてお芋ほりをする。  今年は出来が悪くて収穫が少なかったが、大きいのがでてきては笑い、小さいのがでてきても笑い、かえるやかまきり、ばったを追いかけたり、泥団子を作ったり、楽しかった。  蒸かしたお芋とお弁当をおなか一杯食べた。  子供たちもだんだんうち解けて大きな声がでるようになった。  若い先生達が実によく子供たちの面倒を見ている。  午後からは懇意にしている作業所のお祭りへ。  何年も前から法人化を目指していたのがこの度認可され、12月からの実現となった。  増原が少しでもお手伝いできたのが嬉しい。  それにしても皆秋晴れに負けないぐらい明るい。


10月18日(火)

沢山習いに来る人がいるからと、お誘いを受けてカラオケ教室に行く。  演歌。  どの歌を聴いても同じに聞こえる。  何回も聴いて歌ううちに、だんだん声がでて自分では歌えるようになったと思ったのに、前へ出てマイクで歌うと、とてつもなく外れている。  先生も呆れ顔。  歌は本当に苦手。  音痴はいないというけれど、います。  「何でもできるのだけど、歌だけは、、、」 といつもの言い訳する。  あ〜〜あ、疲れた。


10月19日(水)

プリウスの調子がとっても良くて運転が楽しい。  ガソリンを満タンにしたが、リッター35kmも走るので、今度満タンにするのは来年かな。  プレイバッハのジャズのCDを聴きながら、静かに運転をすると、どこか遠くへ行きたくなる。  丁度秋晴れ、ドライブには持って来いなのに、そうも行かない。  する事が一杯。


10月20日(木)

ようやく秋らしく朝晩は肌寒くなり、もう一枚着込むようになった。  先日のバス旅行で休憩した吉和のサービスエリアはすでに紅葉して、赤や黄色に彩られていたけど、ここ緑井はまだまだ。  これから一日ごとに山の色が変わって行くだろうから楽しみ。  でも、あれこれと雑用に追われて、気が付いたときにはすっかり秋が終わっているかもしれない。


10月22日(土)
午後は市内のホテルでの会合に出て、吹奏楽やお琴と尺八の演奏を聴き、夜は地元の神社のお祭り。  一日中広島らしい文化に浸った。  夜になって、かなり寒いのと雨がぱらついているせいか、人手が例年より少ない。  あちこち回っていた増原とここで落ち合う。  境内で、今年は高宮の神楽団が演じていた。  のどかなお囃子が急に早くなってだんだんクライマックスに。  舞う動きも早くなる。  皆身じろぎしないで寒い中見ている。  今神楽が大流行で、5年先の予約をしないと来てくれないそうだ。  追っかけがいるスターも居るらしい。


10月23日(日)

実は競馬中継を見るのが大好きだ。  といっても賭け事が楽しいのではなく、馬が走るのを見るのが好きなのだ。  サラブレッドの美しい姿、光り輝く毛並み、きゅっと引き締まったお腹、見とれてしまう。  それがいざ走ると、息を呑むように素敵だ。  今日は運よく菊花賞の中継を見る事が出来た。  ディープインパクトの今日の走りはまるで天を翔るがごとくだった。  涙が出るほど感激した。  名前の付け方も面白い。  うちのヒガシノハルカも天空を駆けめぐって欲しい。


10月27日(木)

朝からのかなりの雨がうそのように晴れ渡って、今日の園遊会は素晴らしいお天気だった。
ずーっと”くじ”に外れていたのに、今回始めて園遊会に伺う事が出来た。 増原はモーニング、私はデイドレスの盛装。

赤坂御苑のお庭というより、森は素晴らしかった。都心の真ん中にこんなに静かな、空気の綺麗なうっそうとした森があるなんて!  よく歩く権田原や青山通りのま横、塀を隔てたところに。
各界から招待された方たちが並ぶ所から遠く、でも陛下が入っていらっしゃる入口の所、2列目でお待ちした。

陛下は目が合うと一人一人にお声をかけられた。  皇后様もいつもの通りおやさしかった。  皆口々に 「紀宮様のご結婚おめでとうございます」 と言ってご挨拶をした。  皇族方は皆嬉しそうにしていらした。  
  
色々な人たちに出会った。  増原の大学の同級生やかつての同僚、私の小学校時代の幼馴染にも。  この晴天下で、気持ちの良い空間で、異次元の雰囲気の中、腕を組むお年寄りの夫婦を見ながら、友達同士和気藹々語り合いながら、気持ちの良いお庭を散策した。

テントの下ではささやかなもてなしがあった。  御用牧場で育てられた羊のジンギスカン、ちまき寿司、小さな海苔巻き、可愛いプティフール、サンドウィッチ、、、ジンギスカンは名物だそうで、とてもやわらかく美味しかった。  素敵な午後だった。


10月28日(金)
8月に予定していた励ます会が急な選挙で延期して、今日になった。  連絡の行き違いなどで寂しい会だったらどうしようと気を揉んでいたが、沢山の方たちが来て、応援をしてくださった。  本当に有難く、嬉しかった。  ここに厚く御礼申し上げます。 
久しぶりに会えた方々、遠方から来てくださった方々、沢山の方々に支えられている実感がして、本当に嬉しかった。