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                           2006年2月                 
                                                  
2月1日(水                

東京は大雨。  急なお葬式が入って今日中に広島に帰らなければならない。  もう少しいる予定だったから、大急ぎですべき事をして、雨の中、羽田に行く。   帰ったら、東京で夜地震があったという。  丁度娘は帰宅途中で電車の中、2時間も缶詰にされて、あげく降ろされても電車はストップし夜中にしか帰れなかったと言う。  ハルカはおばあちゃまに保育園の後、見てもらっていたから良かったものの、こんな事があると困ってしまうし心配だ。


2月2日(木)

娘はこの所忙しい。  体が心配なぐらい。  仕事が面白くなってきたのだろう。  日曜出勤し、帰ってきたのは夜中。  翌朝早くにまた出勤。  久しぶりにハルカを預かり、日々の大変さがよく分かる。  労働人口が減り、女性の50%が何らかの形で働いているという。  これから大いに女性がバリバリ男性と同じように働かなくては日本は立ち行かなくなって行く。  おばあちゃん頼りの子育て支援も限界に近づいている。


2月4日(土)

出向いた所で靴を脱いで上がった。  沢山脱いである靴の中でひときわ美しい靴があった。  思わずのぞいて見ると、”Sergio Rossi”、 とっても高いブランドの靴、さすが!  私はこのごろ、隣のス-パーの靴が気に入っている。  履きやすいし値段も安い、とても2980円!には見えないぐらい格好いい。  多分、高いブランド1足でスーパーのだと20足は買える。  でも反省、人は足元を見ると言うではないか。  


2月5日(日)
広島は寒い。  今朝も雪で一面真っ白。  こんなに寒くては、ちょっと早いけど春が待たれるので、私の大事なお雛様を飾った。  江戸縮緬の上等な着物を着た小さな小さなお雛様。  今年の干支のワンちゃんもこんなに可愛いのです。  これも江戸縮緬をまとっている。  宝物を眺めていれば、もう春はそこまで。
      




2月6日(月)




近所の毘沙門様のお祭りの日だけど一日中雪が舞う日だった。  昨夜のうちに行っておいて良かった。  山の中腹にあるのでかなり急な坂を登って行かなければならないが、市内の夜景が見渡せてとってもきれい。  増原と家から歩いてちょうど45分掛かった。  途中沢山の人たちと出会い 「こんばんわ」 と挨拶しながら、最後は息を切らしてゆっくり登る。  商売の神様なので遠くからもお参りする人が多い。  ろうそくの明かりに照らされて夜は幻想的だった。  


              

2月8日(水)

にわかに私の老後が心細くなって来た。  議員年金の廃止が可決された。  7割が税金から、と言うのは多すぎるので改正されるのは致し方ないと思っていた。  だけど全面廃止とは。  せめて厚生年金に移してくれたらと思う。  増原は議員になってからまだ10年が経っていないので、給付資格が無いから、26年間勤めた公務員の共済年金と今まだ支払っている国民年金だけになってしまった。  国民年金は基礎年金だから、実質共済年金だけ、しかもこれも減額される方向だ。  議員年金には毎月10万円支払っていたから、これからもこれを積み立てて行くとして、さてさて、どうしたらいいのかしら。  TVで 「断固廃止」 と叫んでいた会社を経営している議員は心配が無いだろうけど、議員だけしている人の老後は、、、


2月9日(木)

朝起きたらまたもや雪で真っ白。  この冬何度目だろうか。  今週は月曜日から昼間雪がちらつき、結構寒い。  家の前を通っている山陽道で、夜中に30数台のスリップ事故があったらしい。  それで、朝からのろのろ運転。  
寒さのせいか、この所お葬式が多い。  今日も雪道を滑りそうになりながらお寺へ。  開けっ放しの本堂は底冷えして幾つか置いてあるストーヴも効かない。  心底冷えてしまって、家に帰ってからもガタガタと体の震えが止まらなかった。


2月11日(土)

寒さで篭っている間に袋を作る。  前回の個展をしてから3年半、また見たいと言う声が沢山あって、そろそろしなくてはと思っている。  それには沢山作らなければいけないし、斬新なアイデアもお見せしなくてはと意気込んで、中々パワー全開にならず、ぐずぐずとしている。  一つ作るとまた一つ、アイデアがわいてきたので、ちょっと前向きになった。  この袋は同じ色合の3種類のキモノ地を編んで、口紐に大きなビーズを付けた。  次は帯地で作ってみた。


2月13日(月)

今時、ゴミを捨てるのは大変だ。  広島は普通のゴミでも7種類に分類して捨てなくてはいけないし、ビンの口についているプラスティックの物も、取ってから分類して捨てなくてはいけないのに、中々取れないときている。  少し大きい物は一つ500円は掛かるし、電気製品だと何千円も掛かる。  マンションでも捨てる日が決まっているから、ちょっと捨てそびれると家がすぐゴミ屋敷状態になってくる。  年をとるとゴミ捨てが出来なくなるのではないか、と恐怖感に襲われる。


2月15日(水)

久しぶりで私の好きな瓢箪堂へ。  知り合いのガラス作家のお雛様展をしていた。  色々な表情のガラスのお雛様。  よくこんなに想像力がと、思うほどのバラエティーだ。  お庭は冬で殺風景だったが、部屋の中にある暖炉が暖かい。  くべた薪の炎を見ていると心が安らぐから不思議だ。  この暖炉について問い合わせが多くて、輸入が間に合わないぐらい売れているそうだ。  ここは四季を通じて本当に心安らぐところだ。


2月16日(木)

昨夜行ったライオンズでも、今日のITCでも会員が少なくなって、どうしたら会員を増やすかが大問題。  皆頭を悩ましている。  共通しているのは、入って間もない人がすぐ辞めてしまう状況だ。  新入会員に対してどう魅力的に会を運営していくか、なかなか難しい。  


2月18日(土)
こんな素敵な椿の花を頂いた。  縮緬の手作り。  後ろ側が袋になって、昔はお琴の爪を入れたりした。  私の周りには何でも上手に作ってしまう人が多くて大いに刺激になる。  私もまねをして作って見たがヘシャゲてしまってこんなにきれいには行かなかった。  難しい。  山内一豊の妻、お千代は針仕事が上手で、それが内助の功に一役かってたという。  昔なら私の周りには内助の功の凄い人たちばかり。  


2月19日(日)

郡部であった芸能発表会に挨拶に行く。  地域の皆さん、主に女性が日ごろ練習をしている成果の発表の場でもう26回も続いている。  銭太鼓、剣仕舞、三味線、舞踊、などなど、フラダンスまであって、会場には年に一度のハレの日の興奮があった。  地域の文化の担い手がこんなに多いとは。  皆さん、生活のなかに積極的に楽しみを作っておられる。 


2月21日(火)

やっと決心が出来て、ふくろの個展を開く事になった。  沢山の方々のお世話になってようやく日時と場所が決まった。  少しづつ作っては溜めてきた私オリジナルのメッシュのふくろや有志と作った色々な形のふくろを展示即売する。  どれもキモノや帯の古布で作った、香袋、小袋、メガネ入れ、などなど。  ウキウキするほど楽しい物ばかりだ。  売り上げの一部で5月に予定している植林の苗を買う事になっている。  可愛い袋を買ったら山に木が一本増える仕組みだ。  賛同してくださる方が多いのを願っている。  後一ヶ月あまり、最後の追い込みをしなくては。


2月22日(水) 
またもやお宝が増えた。  友達が江戸縮緬をまとった 『豆まき人形』 を作ってくれた。 豆まで縮緬で作ってあるので、その根気の良さにには脱帽する。 お人形でも袋でも創作する、作る楽しさに勝る物はない。  目が霞んで、肩が凝って、腕が痛くなってもやっぱり作る。    
2月23日(木)

華展に伺う。  毎年友達が誘ってくれるので、「花より団子」 を返上して、きれいな生け花を見に行くのを楽しみにしている。  5歳の幼稚園児からお年寄りまで、活け込みをして自己表現する。  生け花も、お人形も袋も創造して自己表現し、 「きれいね」 「可愛いわね」 「素敵ね」 と言ってもらうことが楽しく嬉しい。  


2月24日(金)

自己表現の最たる物がオリンピックのフィギュアスケート。  朝から感激の涙を流したせいか、一日中頭がクラクラ。  白鳥の舞のように優雅でしなやか、ゴージャスで自信に満ちていた。  金メダルの価値とはこういうもの、と荒川選手は見せてくれた。  おめでとう!


2月26日(日)

いつも応援している身体障害者小規模通所授産施設がこの度社会福祉法人になったお祝いの会に行く。  法人化されても、行く末厳しい事には変わりなく、周りの私たちも共存目指して応援していくつもりだ。  それでも屈託の無い利用者たちの笑顔が嬉しい。  十八番のよさこい踊り、とっても元気でよかった!


2月27日(月)

急に上京する。  4月から、孫が保育園から幼稚園に変わり、その幼稚園が私たちの家からすぐのところにあるので、親子で転がり込んでくるから家を片付けて、布団を敷くスペースを空けなくてはいけない。  書斎として使っていた、と言うより物置になっていた一部屋。  本箱と机の処分を産廃業者に頼んで、読まない本を処分する。  気が遠くなりそうな作業。


2月28日(火)

娘は調子がいい。  東京に居るのならと、飲み会に行きたいのでハルカをみてくれないかと言う。  日ごろあまり手伝っていないのでこちらにも引け目があって、横浜の保育園まで迎えに行って、娘の家で子守をする。  共働きの生活の忙しさを目の当たりにして、良くやっていると感心する。  たまには飲み会に行きたくなるのもしょうがない。