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                                 9月の日記 
              
9月1日(土)

「政治家は何になるかではなく、何をするか」 だ、と増原は常々言っている。  今国会、増原は税制を整えたいので、引き続き党の税制調査会の幹事になった。  政府の役職と兼務が出来ないので、本来当選3回生にまわって来る副大臣職を辞退した。

新内閣が決まってから、落ち着いたと思うまもなく、次々に 「政治とカネ」 問題が出て、政治家に対する信頼が薄れていく。  悔しい限りだ。

また、政党から支給される選挙費用の残ったお金も問題になっている。  増原は政党支部に全て入れている。


9月2日(日)

朝から晩まで、あれこれ会合に出て、最終で増原は上京した。  また金帰月来の生活が始まる。  月曜日朝から会合があると日曜の夜上京という事に。  元気でないと出来ない。


9月3日(月)

またしても農水大臣の辞任。  外で出会う人ごとに色々と言われる。  本当に自民党への風当たりは強い。  まるで私までが何か疑われているようで、肩身が狭い。  引きこもりしたくなる。


9月4日(火)

毎日のように出る新たな会計ミス。  確かにいけないことだけど、何かヘン。  自民党だけのことだろうか?  会計担当の秘書に、毎日のように 「うちは大丈夫?  ちゃんとしている?」 日課のようにたずねている。


9月6日(木)

広島は連日猛暑、今日は36.5度あった。  頭がくらくらする。  熱中症の一種だろうか?  クーラーも効かないような感じ。  関東に上陸する台風のフェーン現象のせいだ。  でもさすが、朝晩は涼しげな風が吹いた。


9月7日(金)

友人夫婦がフィレンチェへ住むように過ごしたいと2週間の旅に行った。  忘備録にと、ブログを開設。  毎日の様子を綺麗な写真つきで書いていて、読む方はまるで一緒に旅行しているような気分になる。  引きこもり中の唯一?の楽しみ。  それにしてもユーロの高いこと。  今、日本の物価がいかに安いかが分かる。


9月8日(土)

娘の出産は産み月に入ったけれども、予定日どおりらしい。  まだ間があるのでしばらく上京しないで済む。  この暑さの中、大きなおなかを抱えて大変だろうと思う。  家の中を片付けたり、お友達に遊びに来てもらったり、ミッドタウンをぶらぶらしたり、今まで出来なかったことをして過ごしているみたいだ。  あの生まれたての赤ちゃんを腕の中に抱けるかと思えば、大変さは少々のこと。  


9月12日(水)

衝撃だった。  一番の切り札を無駄に使ってしまった。  総理の辞任、なぜ、こんな時に。  政治家が良く使うせりふに、「命をかけて」 というのがある。  総理こそ健康状態が悪くても、ほかにどんな理由があろうとも、命をかけてして、日本国を良い道に導いて欲しかった。

私たちはここで心すべきだ。  世論調査のことだ。  一年前の今頃、世論調査では一番人気だった。  毛並み、若さ、かっこよさ、人気、、、マスコミはこぞって持ち上げた。  能力は?勇気は?精神力は?それらのことは考えずに世論調査の数字だけが基準だった。

勿論増原たちにも責任があるが、でも、何よりも国民が望んだことだった。  これからは世論調査などというもの惑わされず判断をすべきだ。  毎週毎週の支持率の世論調査にも惑わされずに地道に実績を積み上げていくことが大事だ。


9月14日(金)

このところの自民党、本当に情けない。  むなしい。


9月15日(土)

テロ特措法反対について、世論調査がたった数週間で35.3%に下落、賛成49%と給油延長賛成が上回った。(時事通信の調査より)  世論の動向はこの様に動くもの。  これに惑わされていたら国の進むべき道がくねくねと曲がってしまう。  恐ろしいことだ。


9月16日(日)

派閥がこぞって福田さん支持に回ったけど、派閥はすでに一枚岩ではない。  談合、古い自民党と言われないため、それが救いだ。  自民党内での立会演説会、街頭演説でも、麻生さんは際立っていた。  抽象的な物言いの福田さんに対して、政策もより具体的で分かりやすかった。  何よりもチャーミングで活力がある。  これから一週間、山が動くかもしれない。

増原が帰れない為、敬老会のはしごをする。  相変わらず蒸し暑く、ただ座っているだけで、汗が滴る。  あまりにも高齢者が多いので、75歳以上の方を招待している会が多かった。  それでも皆さんお元気。  綺麗に着飾って生き生きしている。  

小さな会では介護保険、年金への不満、親を見ないのは国せいだ、などと意見が出て、説明やお答えをした。  増原が居たら、もっと分かり易く、納得できる答えが言えるだろうに、と思いながら。


9月20日(木)

そろそろ生まれそうだというので、上京する。  大きなおなかを抱えた娘と、この暑さの中、散歩をする。  お産のためにせっせと歩かなくては。  二人目だと親にとっても、ばあばにとっても、精神的な余裕がある。  


9月22日(土)

総裁選も終盤にはいり、又街頭演説を聞く。  演説上手の麻生さん、明るさが嬉しい。  福田さんも演説に慣れて来て、どちらも甲乙つけがたい。  それぞれのキャラ。  どちらにせよ自民党を託すしかない。  そして日本をも。


9月23日(日)

今朝7:30に二人目の孫が生まれた。  3650gの女の子。  大きい。  泣き声も大きい立派な赤ちゃん。  何よりも元気で生まれたのが嬉しい。  お産が短かったので娘も元気で嬉しい。  ビロードのようなやわらかい感覚。  本能のように、一生懸命おっぱいを探すしぐさ、食らいついて飲むしぐさには感動。  これから幾多の困難があろうと、乗り越え、すくすくと育って欲しい。  この幼子のためにも良い世の中にしなくては。


9月24日(月)

昨日の総裁選は福田さんが選出された。  増原が応援した麻生さんは次に繋がる善戦をした。  この度の人事は全員参加型になる。  それを古い自民党復活と見るかどうかは、今の自民党を認識していないマスコミの勉強不足。  経験不足の人を入れても機能しないことが分かった今は真の適材適所にしなければならないはずだ。  一番時代遅れなのはマスコミ。  紋切り型の評論で飽き飽き。  時代は進んでいるのだ。  「政治は面白くなくては」とはやし立てるキャスターは日本の将来を危うくする。


9月25日(火)

こんな時に、広島でパーティーを開いた。  何ヶ月も前から決まっていたことで、変更できない。  増原は本会議で首班指名をした後、広島へ、5:15始まる15分前に到着、ひやひやした。  例年している後援会主体の会ではなく、会社や団体主体の会で、エコノミストの講演の後、懇親会。  沢山の方がたが来て下さった。  本当にあり難く、厚く御礼申し上げます。  増原は最終便で又東京へ。  明日から緊張の国会が始まる。


9月27日(木)

この一週間ほど忙しい思いをしたことは無かった。  東京へ2度往復、出産、パーティー、おまけにハルカが熱を出し、病院に連れて行ったり、娘と赤ちゃんの退院、などなど。  どれも中身の濃い物ばかりだった。  一息つくまもなく、明日はハルカの遠足の付き添いでお芋堀に行く。


9月28日(金)

もうすぐ10月だというのに、お芋堀に行った川越では、ゆうに33度はあったのでは。  えもいわれぬ暑さの中の遠足。  お芋堀はすぐ終わったけど、雑木林の中でお弁当を食べ、木登りをし、栗やどんぐりを拾い、子供たちは元気だ。  帰りのバスの中で一人おばばは夢心地。


9月29日(土)

夕方、思い立って、国立新美術館にフェルメールを見に行った。  閉館寸前は思ったより人が居なくてゆっくり見られた。  

同時代のどの絵画よりも、やっぱりフェルメールは素晴らしい。  「牛乳を注ぐ女」 黄色とラピスブルーの美しさ、安定感ある構図、綿密な細部、これらから醸し出される全体の崇高な美しさ。  真の芸術は胸打つ。

「日常のこうした行為の積み重ねをして私は一生をしっかり生きて行くけど、あなたもしっかりやってね」 と、投げかけてくる。


9月30日(日)

小さな赤ちゃんが1人増えただけで、娘一家の雰囲気がすっかり変った。  家族っていいな。  生まれて一週間、起きている時間があるようになった。  明るい方を見つめたり、声に反応したり、手足をごにょごにょ動かしたり、百面相をしたりする。  見ていて飽きない。