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6月の日記
6月2日(月)
郡部の町長さんと会った。 後期高齢者医療制度が導入されて、この町の一般的な国民健康保険料は1年間約6万円だったのが、約4万円に下がった、と伺った。 わざわざ役場などに支払いに行く手間が省けて、引き落としはむしろ喜ばれている人が多いそうだ。 こういう実態はマスコミなどでは報道されないから、議論にならない。
6月3日(火)
広島でも美味しい湧き水があちこちにあるが、この度、環境省の名水100選に 千代田の「よみがえりの水」 が選ばれた。 無料のこの水を市内まで持ち帰って喫茶店をしたり、家で楽しんでいる人たちは多い。 地域の活性化に繋がると、地元の方たちは喜んでいる。 増原も尽力したらしい。 「増原さんのお蔭で選ばれました」 と言われた。
6月5日(木)
石油が高騰している。 あっという間に、ここ広島でも、一番安いセルフのプリペイドで165円、普通だと168円。 4月の騒ぎは一体なんだったのか?
民主党が言う、ガソリンを国策として安くするというのは論外だ。 実際に安くしてその差額を国が補助しているインドネシアやマレーシアは、この高騰で財政が破綻寸前。
ガソリンが高ければ国民は買控えるので、その分CO2を抑えることが出来る。 地球環境悪化には待ったなしだから、むしろ国民の意識を変える良い機会だ。 私たちの生活そのものが地球を汚しているという、汚染者負担という意識改革だ。
私の車はハイブリッドだから市内でもリッター25qは走る。 1リットルで市内まで2往復は出来るけれど往復620円のバスを使っている。
6月7日(土)
朝からライオンズの献血の手伝いをする。 年々する人が少なくなって、血液が足りないが、1日100人ほどの方が協力してくださる。 本当にありがたく頭が下がる。 中には小学生のお子さんと一緒に来るお母さんもいて、とっても良い生命の教育だなと思った。 子供は神妙にお母さんの腕から血が採られるのを見ている。
お昼からは農協の女性部の支部大会へ。 各地から集まって国際会議場が満杯だ。 山形弁丸出しのアメリカ人、ダニエル・カールさんの講演を聞いた。 《日米ボランティア比較》 という演題で1時間半笑わせてくれた。 こうした有名人の講演、プロとはいえ、1時間半飽きさせない話術にはいつも感心してしまう。
6月8日(日)
朝早くから増原は運動会の掛け持ちに出かける。 今日は暑かったから大変だろうな。 昨日は加計の吉水園のお祭りや戸河内の神楽祭りなどのお祭り日和だったけど、今日は運動会日和。 夕方から会合にいくつか出て慌しく上京して行った。
国会も後残す所1週間。 9月からずーっと休みなしでこの生活だったから、少しは休ませてあげたい。 でも、専門の環境問題や税制が待ったなしだから、この夏も忙しいだろうな。
6月10日(火)
「ミキチャ〜ン」 と呼ぶと、じーっとこちらの顔を見ている。 「ちょっと待って、この顔は一体誰だっけ?」 そんな感じで固まったままだ。 「ミキチャン、私よ、ばあばよ」 と抱き上げても、じっと見つめたまま。 慣れるまで又しばらく時間が掛かる。
6月11日(水)
朝、増原が出かけるときに、 「今日、問責決議案が出るわね、どうするの?」 と尋ねたら、
「どうもしないよ、参議院での話しだよ」 とにべも無い。 騒ぎ立てているのは民主党だけみたいだ。
6月13日(金)
息子から 「会わせたい人がいる」 と言われ、とビックリした。 ちょっと待って! そんな話、聞いた事が無いわ、彼女いない歴何十年ではなかったの? お付き合いしている人がいるなんて、そんな話し、知らなかったわ。 気配も感じたことが無いのに。 どんな人かしらと、思いを巡らすより、男の子って本当に何も言わないのだから! と、その無口さに呆れる。 いつも結果報告だけ。 でも、とっても楽しみ!!!
6月15日(日)
増原と息子、そして未来のお嫁さんと私の4人で食事をした。 可愛くて、明るくてはきはきしていて、実にしっかりしている。 なるほど、こういう人が好みだったの。 並んだ2人を前にして、嬉しくて涙が出た。 こんな人がそばに居てくれたら、親として本当に安心。 息子をよろしくお願いしますね。
6月16日(月)
増原と本当に良かったわね、と喜んだ。 これで肩の荷が下りた。 でも、ほっとする間も無い。 息子はあと1ヶ月もすればアメリカに行く。 一緒に行くには色々と手続きがあるし、時間も無い。 何をしたら良いのかしら? と思いを巡らすけれども、もどかしい。 けれども息子の行動はこういうときには素早い。 そう、若い2人にお任せするのが一番だわ。 何でも事後報告で結構よ。
6月17日(火)
この所のビッグニュースで心はルンルンなのに、この間からの風邪がひどくなって、とうとうダウン。 一日中とろとろと寝ていた。 あれもこれもしなくてはいけないのに、体が動かない、頭も働かない。 今日はお休み。
6月21日(土)
私の風邪が家中に蔓延した。 狭い家の中でコホコホやっているのだからうつるのは当たり前。 明日は大事な結納の日なのに。
息子は結納を簡単に何もしないで言うが、親としてそうも行かない。 あれこれ考えた挙句、最後の子供の結婚を楽しまなくては!こんな良いご縁を貰ったのだから幸せの一端を楽しまなくては!とデパートの結納品売り場へ通い、会場のレストランへ、まずはシャンペンで乾杯しメニューはこれとこれ、と打ち合わせに駆け回った。
増原も広島から夜帰ってきてくれた。 準備万端。
6月22日(日)
嬉しい一日だった。 可愛い未来のお嫁さんと優しいそのご両親と楽しく会食した。 楽しくて話が尽きないので次回またお目にかかるのがとっても楽しみ。 とどこうりなく結納が終った。
息子は仕事一途、勉強一途と思っていた。 「たまにはデートぐらいしたら?」 と 言っていた。 これでは婚期が遅れても仕方が無いわ、と思っていた。 嬉しい誤算だった。 如何にちゃんと見ていなかったか、母親失格? 思えば高校2年生の時に息子を東京に置いて増原と広島に移り住んだ。 あれ以来母親失格。 何もちゃんと見ていなかった。
まあいいかな。 思い違いだらけでも。 ずべてきっちり把握されても息苦しいだろうし。 それに30になったのだから、さっさと独立しなくてはいけない年頃。 2人力あわせて幸せになってね。
でも、増原はちょっぴり寂しそう。 あと一ヶ月もすれば東京では1人暮らしをしなくてはいけない。 「おい! 1杯やろう!」 に応じてくれる人が居なくなる。 寂しがりやさん。 これも私の思い違いだといいな。
6月23日(月)
実家の両親も孫の結婚を喜んでくれた。 「あの子がねえ〜〜〜」 と感慨深そうに繰り返す。 「元気なうちにお嫁さんの顔が見れて良かった。」 とまた繰り返す。 「私たちもNYへ行ってみたいわ」 「式はハワイがいいね」 どんどん勝手にエスカレートしていく。 ミキチャンの子守をしながら親の守も。
6月25日(水)
緑井のマンションの住民とご近所の企業合同で週1回小1時間ほどのゴミ拾いが始まった。 初めて参加してみる。 グループに分かれ、ひたすら目をサラのようにして歩き、ゴミがあると思わず嬉しくなるから不思議。 良い汗をかき、街もきれいになるから一石二鳥。 毎週出ることは出来ないけど、また参加してみよう。
6月26日(木)
島根県との県境の町でずーっと支援してくださった方が亡くなってご葬儀に伺った。 沢山の役職を務められ、地域の信望を一身に集めた方だったから、支えがなくなって辛い。 一時代が終った感じがした。 時代が変わって、山間のこのような地域の今後のあり方も新たに模索中だ。
6月28日(土)
私の趣味の古布で作る袋と同じバッグが大流行している。 巷で売っているのは皮ひもを組んだもので、イタリアのブランドだと数十万円するが、中国製だろうか手軽に買える物が沢山出回っている。
朝から友達が電話してきた。 始めて見よう見まねで作ってみたがどうしても出来上がりがヘシャゲてうまく行かない、作り方を確認したいという。 1cm幅の紐を沢山作って斜めに組んでいく。 まず紐の幅が一定していなくてはいけない。 組んでいく時も1mmのずれがあったら全体で何cmものずれが出てくる。 ヘシャゲルのは当然だ。
何事も難しい。 初めて作って大成功なら万々歳だが、そうも行かない。 「100個作ったら手が綺麗になって、いいのができるわ、キット、頑張ってね」
そういえば昔陶芸をしていた時、ろくろの練習に100個同じ大きさのお茶碗を作りなさい、と先生に言われ、挫折したことを思い出した。 道は険しい。
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