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第一日目
8:00から選対本部で出陣の神事が始まる。 応援の県議、市議の先生方が集まって下さった。 9:00からは場所を移して出陣式。 2000人の方々が全選挙区から集まってくださり、威勢の良い事。 台の上から、日頃支援してくださるなじみの顔、顔、顔が見えて、本当に心強い事この上ない。 私は勝負服の赤のスーツ。 このところ挨拶回りで、歩きに歩いたので、少し体重がおちて、ようやく赤のスーツが着れるようになったので嬉しい。 先生方の応援の弁も頼もしく、増原の熱のこもった第一声も力強いものだった。 皆でガンバローコールをして、増原は街宣車に乗って選挙区内に繰り出した。 私は一日中、選対本部で応援やら推薦してくださる方々が沢山挨拶にみえ、その応対に追われる。 自民党公認になったので推薦してくださる団体の多い事にはビックリする。 夜は3箇所で個人演説会。 時間差で掛け持ち、私が一番最後のご挨拶をして、皆さんと握手して、お見送りする。 夜の選対本部に帰るともう夜の9時過ぎ。 でも待っててくださる方たちがいて、顔を見るとホッとする。 ようやく第一日目が終った。
2日目
今朝の朝刊の第一面に増原の出陣式の写真が大きく出て、支援者は皆喜んで、「出てたね!」 ともちきり。 このたびの選挙は自民党公認をいただいての選挙で、総裁はじめ沢山の先生方の為書や各種団体の推薦状が次々に届いて、選対本部の壁一杯、そのうち壁にも貼れなくなって天井まで貼って行った。 前回の無所属の時はたった2団体の推薦を受けただけだった。 今夜も3箇所の個人演説会。 朝から街宣車に乗ったままの増原は、続けて3会場、20分づつの演説はさぞ疲れたろうと思うが、最後の会場で出会ったが力のこもった演説で相変わらず元気。 話せば話すほど元気になるから、本当にこの職業に向いていると思った。 私の演説会での持ち時間は1分。 それを3回するだけなのに疲れた。
3日目
色々なお手伝いを沢山の方にお願いしている。 それぞれがきちんと機能しているかどうか、やりにくいところは無いかどうか、お手伝いの人たちの話を聞いたり、交通整理に追われる。 こちらの体制がきちんとしていない事もあるが、せっかく来てもらったのに、することが無い事もある。 それなのに、電話をしていただく方たちが少なくて、とても困った。 あちこちにお願いして来て貰うようにしたけど、電話はボランティアでないといけないので、あまり無理も言えず日によってばらつきが出る。 電話は中々大変な作業で、向き不向きもあって、してくれる人が少ない。 今後の課題だ。 夜は遠くでの演説会だったので帰りついたのはもう11時近く。 選挙前からの疲れもあって、どっと眠る。
4日目
選挙は選挙前で決まる、という。 悔いの無いように、選挙前に歩きに歩いた。 その疲れと、選挙戦に入ってからの疲れがどっと出て、目が開かない。 「お疲れのようですね」 と皆さんに言われ、それでまた疲れが増す。 沢山の人に会ったり、夜の演説会も気を使ったりでとても疲れる。 体が早くこのペースに慣れるしかない。 あさってから娘と孫が応援に来てくれる。 久し振りに会うので、気分転換になって、疲れも取れるかもしれない、と期待する。
5日目
今日から3連休。 お天気も良いし、催し物も各地であるし、ほとんどの人が外出しているような感じ。 秋の紅葉もあって、郡部はさぞ人出が多いことだろう。 この連休中に街宣車を郡部に走らせたのは正解だった。 団地などは本当にひっそりしていたから。 広島県内で2番目に広いこの第3区に街宣車が3台しか走っていないので、あまりにも静か過ぎて選挙やっているの? という感じだ。 4月の統一選挙のときは街宣車があふれて、しょっちゅう何かしら聞こえてきていたのに。 選挙中の3連休、 皆さん予定があって、中々人が集まらない。 なんだか全体的に盛り上がらない。 2大政党時代に入るとか、マニフェスト選挙だ、とマスコミは持ち上げるけれども、全国的に有権者の皆さんはクールらしい。 投票率はそんなに上がらないかもしれない。
6日目
夜の演説会は4箇所もあった。 30分づつの時間差で9時終了。近場だったので9時半にはうちに帰れた。 奇跡的に遅れも、トラブルもなしで、設置班が皆喜んだ。 今日の応援弁士の先生は広島弁丸出しで、人情があり、笑いがありで抜群。 ぐっと空気が和らいで、後がしゃべりやすい。 その場その場の雰囲気も違うので、増原も話したい事、はしょる事、臨機応変にしなくてはいけない。 しんがりの私は、やっぱり短くお願いするだけ。 あと、帰る方たちに握手して声を掛ける。 目を合わせて、その一言のコミュニケーションが大事と思う。 いろいろな反応がある。 娘がお休みを取って、孫と来てくれた。 久し振りに会うハルカはなんだか大きくなって、おしゃべりもしっかりして、会話ができるようになったのでビックリする。 でも知恵がついたのか恥ずかしくて人見知りする。 皆が構うので、ママの後ろに隠れてばっかり。 でも、夜の演説会から帰ると 「バーバ!!」 「ジージ!!」 飛んで出迎えてくれたので、疲れが吹っ飛んだ。
7日目
1ヶ月ぶりの雨。 乾燥していて、土ぼこりが舞っていたので、久し振りの雨は心地よい。 でも午後からはやんで、湿気が多く、ひどく暑くなる。 窓を開けっ放しの街宣車の中はさぞ大変と思う。 街宣車に乗っている人たちはとても反応が良いと意気盛ん。 街行く人たちが手を振ってくれたり、中にはわざわざ家の窓を開けて手を振ってくれたり、飛び出して来てくれたりするとか。 行き交う車からも手を振ってくれたり、車のライトを光らせてくれたり、クラクションを鳴らしてくれたりするらしい。 今日からは後半戦に入る。 選挙はこれから。 頑張らねば。
8日目
投票は政策で決めてもらうのが一番だが、やっぱり候補が好きか嫌いかで決まる。 どれだけ好きになって貰えるかは、会って人柄を見てもらったり、握手をしたり、すれ違ったり、ひょんな事で好きになってもらうしかない。 逆に嫌いになられたら最後、絶対嫌いに。 これもひょんな事から嫌いになることが多いので、気をつけないといけない。 でも私たちも人の子だから欠点も多々あって、覆い隠す訳も行かないので、自然体をいつも見て貰うようにしている。 そのまんまの増原とそのまんまの私を。 私たちを通じて政治や選挙に関心を持ってもらえるなら嬉しい事だ。 夜は2箇所で大きな決起集会をする。 生憎の大雨。 それでもかなりの人たちが集まってくださった。 最後に私の出番で、娘と孫も壇上に上がって一緒に挨拶をした。 前回大活躍してくれた息子は公務員になったので手伝いができなかったのは残念だが、ハルカが代わりに可愛く手を振ってくれたので、皆様満足してくださった。
9日目
選挙は沢山の方たちの手を煩わせて成り立つ。 例えば電話でのお願いはいくらでもして良いが、する人はボランティアでないといけない。 ビラは集会の時のみ配れるが、選挙管理委員会の証書のシールが貼ってないといけない。 シールは7万枚支給されるが、それを一枚一枚貼って行くのは人の手でする。 ポスターは1000枚の証書のシールが支給され、これも人の手で貼る。 推薦葉書も35000枚出す事ができるが、重複を避けるために、人の手で重複がないようにする。 個人演説会や決起集会のお知らせは文書で流してはいけないので電話か口こみで。 他にも、戸別訪問はしてはいけないし、知人のお宅へ訪問するとしても玄関の中に入ってはいけない。 HPは更新してはいけない、などなど。 疑問と思うような規制が沢山ある。 お手伝いくださった沢山の方々が疑問に思われたことで、規制が少しでも改正されて行けばいいなと思う。
10日目
マスコミの事前調査ではもう当確間違いなし、と出て、「安心ですね」 とか 「おめでとう」 まで言って下さる方もいて、ちょっと待って。 本当に、ちょっと待って。 「まだまだです」 「必ず投票に行ってください」 「お知り合いにも声を掛けてくださいね」 「終るまで気が抜けません」 増原も私も、まだまだ、と安心ムードが広がるのを 必死でくい止めている。 選挙は開票してみないと、絶対分からないし、どれぐらいの票を頂くかも重要だから。 不在者投票も簡単になったので、当日行けない人は是非不在者投票に行ってくださいとお願いしてまわる。 当選は間違いないだろうけど、やっぱり選挙は選挙。 大変さは変わりない。
11日目
婿が出張先から手伝いに駆けつけてくれた。 ハルカはしばらくぶりでパパに会えて嬉しそうにはしゃいでいる。 それ以上に嬉しそうなのが増原。 話相手が来てくれて、なんだか終盤になってますます元気になって来た。 夜の演説会に娘一家が揃ってデビュー。 日頃増原と私しか見えない方たちに増原一家を見ていただく絶好のチャンスだから。 見ていただくことによって、増原と私の人となりを分かっていただくチャンスでもある。 婿は180cmもあるので、 「我が家にも背の高いお婿さんが来ました。」 と私が紹介。 なぜかとても受けた。 残すところ後1日、ここまで全力を尽くして頑張って来た。 あれこれと反省点は沢山あるけれど、ようやくここまで来た。 明日の最終日も、順調に事故もなく、無事に送れますように。
12日目
本当に沢山の方たちの力をお借りしてようやく選挙戦が終った。 選挙戦に入ってからはもとより、準備し出したこの夏から、今日まで、色々な場面でお手伝いをして下さった方たちの顔、顔、顔が浮かぶ。 この広島3区の選挙民の手で、力で選んでいただく事でこそ、この3区の代議士に成れるのだから、皆さんが自分の事のように熱い気持で参加してくださった事に心の底から感謝の思いで一杯です。 増原と私は9年前から政治活動を始めた。 それ以来、沢山の方たちに出会い、支えられ、育てていただき、ここまで来る事が出来た。 言えないほどの苦労も沢山あるけれど、増原の国を思う気持、国に尽くす気持を共に大事にしてきて、本当に良かったと思う。 支援者の熱い気持に支えられ、幸せ一杯です。 結果はともあれ、無事に終った事に感謝。 そして支援者の皆様に感謝。 12日間本当に有難うございました。
投票日
久し振りの朝の静けさに心と体が休まる。 何と言ってもこの12日間は疲れた。 結果が分かっていても選挙は選挙。 これからも後が大変で、今日の1日、結果が出るまでは静かな時間が送れる。 増原はしばらくぶりで大好きなNHKの囲碁の番組を見て喜んでいる。 私も 休日の この穏やかな番組を増原と見ると、日常が戻ったような気がする。 囲碁を見終わってから、増原と投票に行く。 行き交う人たちが 「大変でしたね」 「頑張りましたね」 「間違いなしですね」 「一票入れてきましたよ」 と声を掛けてくださる。 知らない人たちもすれ違って 「あれっ!増原さんだ」 とニコッと笑顔を見せて、声を掛けてくださるのにビックリする。 投票場に入ってからも、皆さん笑顔で目礼してくださって、なんだか気恥ずかしい。 確実に知名度が上がったようだ。 帰りに、お気に入りのお好みを買って、そこでまた、出来上がるまでおばさんと歓談。 なんだか皆さん喜んでくださっている。 明日の仕事があるので、娘一家は夜を待たずに東京に帰る。 ハルカとこんなに長く一緒に居られたのは初めてで嬉しかった。 今度会う時はまた大きくなっているだろう。 TV局から、当確は早く出るので、人を早めに集めてくださいと言うのでもう夕方ごろから支援者は準備を始めた。 皆でくす球を作ったりしている。 増原も私も早くから洋服を着替え準備する。 8時になって、テレビの前で正座して速報を見る。 でた!!! 8時7分。 全国で10番目に早い「当確」。 増原と握手して 「やったね!!」 「さあ行こうっ!!」。 家の前で待っていた車に乗って事務所に駆けつけると、もう溢れるほどの人、人、人。 拍手で迎えられ、まず 「万歳三唱」。 沢山の花束を頂き、テレビのインタヴューを受けて、支援者の皆さん一人一人と挨拶。 とても喜んでくださって、皆興奮気味。 私が一番興奮していたかもしれない。 それぐらい嬉しい。 そしてなによりも皆さんの親身なお手伝いに感謝、感謝、感謝。 選挙は皆さんのお力で出来たのだから。 本当にみんなで喜んだ。 そして手作りのくす球を割る。 また歓声が上がる。 次から次にお祝いの支援者が駆けつけてくださる。 皆さんと握手としたり、肩を抱き合ったり、涙を流したり、喜びを分かち合う。 本当に有難うございました。 心からの御礼を申し上げます。
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